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世界で最初にワインを飲んだのは誰?

  • 2024年12月26日
  • 読了時間: 3分

世界中でつくられ、愛され続けてきているワイン。


ワインは、同じお酒でも、ビールや日本酒とは違って、なんとなくオシャレでちょっとした贅沢な気分が味わえる不思議な飲み物です。


そんなワインは、いつ頃、どのように誕生したのでしょうか。



ワインのはじまりはジョージア?

出典:Google map
出典:Google map

ワインの発祥の時期や場所は特定されていませんが、ワインづくりは今のジョージアあたりで紀元前6,000年頃、つまり、今から約8,000年前に始まったという説が有力です。


稲作文化が日本列島に伝わり、日本酒が造られるようになったのは約2,000年前ですから、ワインの歴史はかなり古いですね。


ワインの元となるのはぶどうですが、ぶどう自体の歴史はとても古く、1億4千年前のぶどうの葉の化石がフランスで見つかっています。


古代には地球全体で生い茂っていたぶどうが、氷河期でほとんど絶滅して、ジョージアの辺りで生き残りました。


ぶどうの実は甘くておいしいので、人々はぶどう畑をつくり、人の手によるぶどう栽培を始めます。


はじめの頃は、実をとって食べるだけだったのが、土器が発明されたことで、ぶどうの実を貯蔵できるようになります。


容器に貯めたぶどうの実が自然に発酵し、それを飲んだのがワインの始まりなのでしょうね。


そのうちに、クヴェヴリ(qvevri)とよばれる、ワインづくりのための大きな土器がつくられるようになりました。


素焼きの粘土製で、卵型に近い形で底が尖っていて、地中に埋めてワインを発酵・熟成します。




地中で寝かせることで温度が安定して熟成がゆっくり進み、まろやかな味わいの美味しいワインになるんですね。


大きさはさまざまですが、容量が数百リットルのものが標準的で、中には10,000リットルのものもあるそうです。


大きな容器で熟成するとワインがより美味しくできあがることを、すでに知っていたのでしょうね。






8,000年前にワインを大規模醸造!

数十年前、ジョージアの首都トビリシから南へ約50キロにある2か所の遺跡で、約8,000年前の陶器の壺の破片が発見されました。


2017年、アメリカ、カナダ、デンマークなどの科学者からなる国際研究チームがこの破片を科学的に分析したところ、ワインを生産する目的でぶどうを醸造した痕跡があり、「世界最古のワイン醸造所」があったことがあったことがわかりました。


遺跡の状況から、ブドウ畑とは別の場所で醸造がおこなわれており、生産体勢が大規模だったことが伺えるそうです。



ジョージアのワインづくりが世界遺産に


やがて、ジョージアのワインはエジプトや、シルクロードを経由して中国まで伝わり、あのクレオパトラや楊貴妃らにも愛されたそうです。


クヴェヴリを使ったワイン造りの伝統が受け継がれ、2013年、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。


和食が世界遺産になったのと同じ時ですね。


昔ながらの製法でつくられるジョージアのワインは、近年では「手作りの自然派ワイン」として、注目を集めています。


8,000年の歴史をもつジョージアワイン、古代に思いをはせながらじっくりと味わってみたいです。




 
 

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